ツール選定と使用方針 #
Pandion Ltd. で使用するツールとその選定理由について説明します。
基本方針 #
目的に応じた選択 #
- ツールは目的を達成するための手段
- 機能性、コスト、学習コストのバランスを考慮
- チームのスキルレベルに応じた選択
統一性の確保 #
- 同じ目的のツールは統一する
- データの連携と可視性を重視
- 運用コストの最小化
開発ツール #
バージョン管理 #
- Git: 分散型バージョン管理システム
- 理由: 業界標準、柔軟性、学習リソースの豊富さ
- 運用: GitHub または GitLab を使用
コード管理 #
- GitHub/GitLab: コードホスティングとCI/CD
- 理由: 統合された開発環境、セキュリティ機能
- 運用: プライベートリポジトリを基本とする
開発環境 #
- IDE: 個人の好みに応じて選択
- 推奨: VS Code(無料、拡張機能豊富)
- 理由: 軽量、多言語対応、デバッグ機能
コミュニケーションツール #
チャット #
- Google Chat: 社内コミュニケーション
- 理由: Google Workspaceとの統合、シンプルな操作性
- 運用: 社内での日常的な連絡
- クライアント: クライアントの指定するツール(Slack、Teams等)を使用
ビデオ会議 #
- Zoom/Teams: オンライン会議
- 理由: 安定性、録画機能、大規模対応
- 運用: 会議の事前準備とアジェンダ共有
メール #
- Gmail: 正式な連絡
- 理由: 信頼性、記録性、セキュリティ、Google Workspaceとの統合
- 運用: 件名の明確化、返信期限の設定
プロジェクト管理 #
タスク管理 #
- Notion: プロジェクト管理とドキュメント
- 理由: 柔軟性、統合性、学習コストの低さ
- 運用: プロジェクトごとのワークスペース
時間管理 #
- 現在は実施していない: 時間追跡は行っていない
- 将来の検討: 必要に応じてツールの導入を検討
ドキュメント管理 #
文書管理 #
- Google Drive: 社内ドキュメント
- 理由: Google Workspaceとの統合、アクセス制御、バックアップ
- 運用: 階層構造での整理、適切な権限設定
セキュリティツール #
パスワード管理 #
- Bitwarden系: パスワード管理
- 理由: オープンソース、セキュリティ、コスト効率
- 運用: 個人・チームでの安全なパスワード管理
VPN #
- WireGuard: VPN接続
- 理由: 軽量、高速、セキュリティ
- 運用: リモート作業時の必須
クラウドサービス #
インフラ #
- AWS: クラウドインフラ
- 理由: 豊富なサービス、スケーラビリティ、学習リソース
- 運用: 必要最小限のサービス利用
ストレージ #
- Google Drive: ファイル共有
- 理由: 統合性、アクセス制御、バックアップ
- 運用: 適切な権限設定
監視・ログ #
アプリケーション監視 #
- Appmil: 社内プロジェクトの監視
- 理由: 軽量、シンプル、コスト効率
- 運用: 社内プロジェクトでの使用
- クライアント: クライアントの指定する監視ツールを使用
ログ管理 #
- CloudWatch/Loggly: ログ管理
- 理由: 集約、検索、アラート機能
- 運用: 構造化ログの出力
ツールの導入・変更 #
新ツールの導入 #
- 必要性の確認: 既存ツールで解決できないか検討
- 評価: 機能、コスト、学習コストの評価
- 試用: 小規模での試用期間を設定
- 導入: チーム全体での合意後、段階的導入
ツールの見直し #
- 定期的な評価: 四半期ごとの見直し
- 効果測定: 使用状況と効果の確認
- 改善: より良いツールがあれば検討
コスト管理 #
予算の設定 #
- ツールごとの月額予算を設定
- 年間予算の管理
- ROI(投資対効果)の評価
無料ツールの活用 #
- オープンソースツールの積極的活用
- 無料枠の最大活用
- 必要に応じて有料プランに移行